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 いよいよ採用面接です。ここが一番の重要どころですから、しっかりと準備して臨みましょう。 まずは、面接のポイントをご説明する前に、採用担当者側が重視するポイントを説明していきましょう。

●採用担当者が面接にあたって重視するポイント

 一般的に重視することが多いポイントを以下に羅列していきます。

・入社意欲の高さ・熱意

・質問の理解力と的確かつ簡潔に回答できる能力

・自社に対する調査・理解をきちんとしているか。

・自社にどのような貢献をしてくれそうか。その根拠(経験・素質など)はあるか。

・一緒に仕事をしたいと思う人物か。(協調性は高そうか。)

 以上のポイントを踏まえ、本番に臨むようにしましょう。 それでは最初に、事前準備のポイントをご説明していきますね。


●事前準備

・ぶっつけ本番では、緊張などで本来言いたかったことなどが言えなかったなどということが往々に起こります。 模擬面接などで場数を踏んで、ある程度面接の緊張感に慣れておくことが最も重要です。

・訓練校やハローワークでは、模擬面接の実習の機会を設けていることが多いので、そういった機会を積極的に活用しましょう。 本番ではまず聞けない様々なアドバイスや課題・改善点なども教えてくれます。

・質問されるだろうことを想定し、(参考)それに対する答えをあらかじめ作っておく。
 特に志望動機と自分の強み・弱みは必ずといっていいほどよく聞かれますので、最低でもこの2つの答えは事前に準備しておきましょう。

・自分のアピールポイントを整理し、簡潔に言えるようにしておく。アピールポイントは、主にこれまでの業務経験・ 資格や特技・自分の性格や個性の3点から探すと良い。

・当然のことですが、当日の身だしなみには気を配りましょう。出発する前に以下のことをチェックしておくとよいでしょう。

1.髪は清潔か。寝癖などはないか。不自然な色に染めてないか。

2.顔は洗い、ヒゲは剃ってあるか。派手な化粧・装飾などをしてないか。

3.スーツやシャツ、ズボンやスカート、靴に汚れやしわはないか。ボタンは緩んでいないか。

4.歯は磨いたか。体は洗ったか。他人が不快に感じる口臭や体臭を発していないか。

5.ハンカチ・ちり紙を携帯しているか。



 次に、本番の際の注意点をご説明していきます。


●来社時間

 約束の時間に遅刻するというのは当然問題外です。 (交通機関の遅れなど止むを得ない事情の場合は、予定時間の前に電話でお詫びの連絡を入れるのは必須です。)

 しかし、逆にあまり早く来てしまうのもよくありません。面接前も担当者は色々業務をしているはずです。 まだ準備も出来ていない段階で来られると、迷惑に思ってしまう可能性があります。

 予定時間の10分程度前というのがだいたいベストだと思います。もしそれより早く着いてしまいそうな時は、 会社の近くで時間をつぶしましょう。

 時間があるなら、履歴書のコピー(当日持参なら原本)を見直して、履歴書と食い違うことを言わないようにチェックしておきましょう。


●来社〜面接まで

 会社に入った瞬間から面接は始まっているという意識を持ちましょう。待っている最中の態度も評価されています。 座っている時に偉そうに足を組むというのは良くありません。意識してないとつい普段のクセでやってしまいがちなので注意しましょう。

 最近は携帯電話での通話やメール、その他の用事で使っている人がよくいますが、そういう行為はよくありません。 携帯電話は会社に入る前に電源を切るか、マナーモードにしておきましょう。

 もし知り合いがいても、無駄な私語は慎んだ方がいいでしょう。 また、待っている間何もすることがないからと雑誌や本、漫画、新聞などを読んでいる人も たまにいますが、そういうことも止めといた方が無難でしょう。

 もしも会社に入ってから身だしなみチェックをしたいのならば、トイレでやるようにしましょう。


●面接会場に入ってから面接開始まで

 最初の挨拶をきちんとしましょう。それで「第一印象」が決まります。面接官の目を見て、60°くらい腰から頭を下げましょう。

 緊張のためか面接官が聞き取れないようなか細い声になってしまう人も結構いますが、それは当然NGです。 普段より少し大きい程度の声を出すくらいが丁度いいと思います。

 着席の際には足を広げたり、組んだりしないように注意しましょう。浅く座るのも「落ち着きがない」と見られる可能性があり好ましくありません。


●目や表情の動き

 面接の最中は、面接官の目をじっと見続けるくらいの気持ちで。視線が落ち着かない人は、いくら美辞麗句を並べても、信頼されない可能性があります。

 緊張しているのでなかなか難しいとは思いますが、温和な笑顔を随所に見せると面接官は好印象を抱きやすいです。 逆にずっとこわばった表情を見せていると、いつもむっつり仕事をするタイプと思われる可能性があります。 そういった人と一緒に仕事をしたいとは普通思いませんよね!? 


●質問に答える

 まずは答える際の言葉遣いですが、敬語は正確に使うこと。不安ならば事前に敬語の勉強をしておきましょう。

 一人称は性別に関係なく「私」が原則です。普段の癖で「僕」「俺」「ワシ」「あたし」「アタイ」(笑)などは絶対に使わないこと。

 答えるときは、面接官の目を見て話すように。答えに詰まってしまっても、うつむいて考え込んでしまうのはNGです。

 一番重要なのは、「意欲を見せる」ことです。前向きに考えて応募したことをアピールしましょう。 特に他社ではなく、何故この会社に入りたいのかということは重要なポイントです。しっかり事前に考えておきましょう。

 特に経験の乏しい方は「具体的に何をしたいのか」「そのためにどんな努力をしているのか」「どのような強みが あるのか」をしっかりアピールするようにしましょう。

 次に答える順番ですが、初めに結論を言って(「はい」「いいえ」で答えられることは初めにいずれかを言う。)、 その後理由を簡潔に話すのがいいでしょう。長々と喋るのはNGです。(面接時間は限られていますし、短いフレーズ で意見を伝えられる能力も仕事をする上では必要な能力になるからです。)

 わざと答えにくいような質問をしてくることがあります。(いわゆる「圧迫面接」ってヤツです。) こういった質問をする目的は、応募者がどれだけストレスに耐えられる人間かを見極めるためです。 ですからそこで不機嫌そうな表情を見せるのは絶対にNGです。面接官から目を離さずに、余裕たっぷりに的確に切り返せれば、評価はグッと上がるはずです。

 もしどうしても質問に答えられない、分からないといった場合は、素直に「分かりません」と答えましょう。知ったかぶりで 答えてもすぐに見抜かれてしまいます。そうすると「この人は平気で嘘をつく人だ」と見られ、評価はガタ落ちです。 「残念ながら分かりませんが、これから勉強していきたいと思います。」と前向きな返答は好印象を与える可能性が高いです。

 また、質問が聞き取れない、質問の意味が分からないという場合は、これも素直に「恐れ入りますが、もう一度 おっしゃっていただけませんでしょうか?」と聞き返しましょう。聞き返すことは別にマイナスではありません。


●質問をする

 面接の終盤には大抵の場合、「何か質問はありますか」と聞かれます。あらかじめ質問したいことを2,3問用意しておいて 簡潔に質問するようにしましょう。

 給与や勤務時間など、待遇面の質問をするのは構いませんが、それだけで終わるとあまり良くありません。 それ以外の質問(例えば、会社の将来的な目標とか)を織り交ぜるようにしましょう。

 質問したいことがあるのに、その機会が与えられなさそうな感じの時は、 面接の最後に「失礼ですが、質問をさせていただいてもよろしいでしょうか?」と聞いてみましょう。


●最後に

 面接の最後には、一礼して「ありがとうございました」を忘れずに。 会社を出る際に受付の人などにも言うとより良い。


 以上、簡単なポイントをご説明しました。さらに詳しい内容については、訓練校に通っている最中に 講義や実習があると思いますので、そちらに譲ります。不安な方はマニュアル本を買ってもいいでしょう。 (但し回答例の丸パクリにだけはならないように。)

 面接のスキルを伸ばすには、とにかく場数、場数、場数です。事前準備をきちんとしていても、 実際の面接に慣れておかないとしっかり答えられませんよ。 最初は下手でもいいので、恥ずかしがらずに模擬面接を積極的にこなしていきましょう。 そこから少しずつ改善していけばいいのですから。


 あなたが希望通りに再就職できることを祈っています。頑張ってください!


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