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職業訓練校の種類
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 さて、「職業訓練校」と一口に言っても、実に様々な種類があります。ここではそれらを種類別に簡単にご説明していきましょう。

▼職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)

 厚生労働省傘下の独立行政法人・高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営する一般的な職業訓練校。

 各道府県に最低でも1箇所ずつあります。(2箇所以上ある道府県もあり。何故か東京都だけはありません。委託訓練が充実しているから!?)

 一般的に3ヶ月〜6ヶ月程度の訓練期間のコースが多く、ここで行われる訓練は基本的に受講料無料です。(教材費のみ自己負担)

 なお、離職者向け訓練だけでなく、中小企業の在職者向けに単発のセミナー・短期間の講座なども行っています。

>>ポリテクセンター 所在地一覧

▼高度職業能力開発促進センター(高度ポリテクセンター)

 厚生労働省傘下の独立行政法人・高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営する専門的な職業訓練校。

 中級技術者を想定して、通常のポリテクセンターに比べて、その名の通り、より高度なハイテク関連の技術の習得を目指します。

 そのため、希望するコースの内容についてある程度の知識・技術がないと、訓練についていくのは非常に困難と言えるでしょう。

 6ヶ月程度の訓練期間のコースのみで、ここで行われる訓練は基本的に受講料無料です。(教材費のみ自己負担)

 離職者向け訓練もありますが、どちらかというと在職者向けセミナー・講座のほうが中心のようです。

 全国で一箇所・千葉県の幕張(JR海浜幕張駅北口から徒歩10分)にあります。

>>高度ポリテクセンター 公式ホームページ

▼職業能力開発大学校(ポリテクカレッジ)・附属短期大学校

 厚生労働省傘下の独立行政法人・高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営する。主に高校卒業見込みの人を対象に専門的な職業技術の修得を目的とする専門課程が中心になります。

 離職者が募集対象となるのは、訓練期間6ヶ月の短期過程(アビリティコース)のみとなります。 アビリティコースは基本的に受講料無料です。(教材費のみ自己負担)

 全国に10箇所(附属の短期大学校は13箇所)ありますが、アビリティコースがない所もあるので注意が必要です。

>>ポリテクカレッジ 公式ホームページ

▼高等技術専門校(職業能力開発校)

 各都道府県が運営する職業訓練校。離職者だけではなく、中学・高校を卒業し未就職の人も募集対象になっているのが特徴です。 特に1年以上の長期コースになると学校卒業後すぐに入ってきた未就職の人の割合が高くなるようです。

 上記のポリテクカレッジは学卒者向けと離職者向けコースが完全に分かれており、一緒に授業を受けることはありませんが、 高等技術専門校の場合は学卒者と離職者が一緒に授業を受けることになります。

 期間は1ヶ月の超短期から2年の長期まで多種多様。科目・コースもポリテクセンターよりも幅が広い傾向があります。

 都道府県によっては、施設警備科やビル管理科、造園科といった中高年齢者のみを対象としたコースがあるのも大きな特徴です。

 授業料は6ヶ月未満の短期コースは基本的に無料ですが、1年以上の長期コースの場合は、授業料が有料となる都道府県もあるので注意して下さい。 (東京都の場合、年額115,200円かかります。)

 2年コースともなると、普通の学校でやってるような学校行事(体育祭とか文化祭)を行う所もあるようです。

 また、都道府県によって呼び名が微妙に異なることがあるので注意して下さい。(東京都の場合「都立職業能力開発センター」、 大阪府では「高等職業技術専門校」という名前になっています。)

▼大学/専門学校/専修学校/NPO法人等委託訓練

 高齢・障害・求職者雇用支援機構や都道府県が、民間の学校や施設に委託して行われる職業訓練です。

 訓練期間はほとんどが短期のもので、3〜4ヶ月程度のものが多いようです。基本的に受講料無料です。(教材費のみ自己負担)

 民間委託だけあって、科目は一番多彩で細分化されています。

 ですがその反面、授業の質はピンキリで、酷い所ではロクに説明もせず自習ばかりさせるという所もあるようなので注意が必要です。

 委託訓練のコースの中にはデュアルシステムという若年者対象コース(概ね35歳未満ということが多い)もあります。


 職業訓練校について、だいたいのイメージだけでも掴んでいただけでしょうか?それでは次の記事では、職業訓練校のメリットについて詳しく解説していきますね。


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